実は、子供が生まれてから料理人・飲食店勤務を続けるかどうかものすごく悩みました。。
本日もお越しいただきありがとうございます。
子連れ料理人ブロガーやふぃーです。
今回のお話は
「飲食店勤務の料理人はの子育てのメリット・デメリット」
について
料理人パパはつらい!
料理人は給与が少なく、労働時間も長いです。
なので料理人の奥さんは、ほぼワンオペ育児になってしまいがち……
パパとしても子供がかわいいからもっと家にいたいのですが、家族を養うために長い時間労働しないといけないのが現状。
ただそんな料理人パパにもメリットはあります。
今回は、育児中の料理人パパ目線で、料理人の育児の現状からデメリット・メリットをまとめていこうと思います!!
- 料理人の育児の現状
- 料理人パパのデメリット
- 料理人パパのいいところ
料理人で育児との両立は難しい??
飲食店に勤務している料理人に育児は難しい……。
飲食業界は、ほかの業界に比べて労働時間が長く、給与も低いばあいが多いです。
ボーナスがないところが多く、休みも少ない……。
土日に休めないなどなど挙げていったらキリがありません(泣)
他業界に比べて、子育てに向いていない点は多いと思います。
だから料理人をやっているものとして言いたくないですが、
料理人と結婚し育児をすくなら奥さんの方にも支えていく覚悟がないと厳しいでしょう。
ただ悪いところばかりではないです(いや、そう思いたい(笑)!!)。
本記事では、料理人パパにありがちなデメリット、そして料理人パパのメリットを書いていこうと思います!!
料理人パパはデメリットばかり。。
- 労働時間・拘束時間が長い(日をまたぐ時が多い)
- 休みが少ない
- 土日に休みがない
- 給与が安い
- 過労により、休みは寝るだけの日が多い
- 不安定(転職が多い。廃業・失業のリスク大)
- 上司・お客さんとの付き合い・急な飲み会が多い
- 勉強のために外食することがある
などなど
料理人パパとしてデメリットを書いていくのは心苦しいですが、料理人をしながらの育児はデメリットが多いです。
土日休みがほぼ取れず、休みも少ない上に拘束時間も長い……。
また給与は少なく、お客さんや上司との付き合いも多い場合がほとんどです。
まとめると、料理人パパの奥さんはほぼワンオペ育児に近い状態となってしまします。
中には、奥さんにも働いてもらわないと厳しい家庭もあるでしょう。
そうなるとワンオペ育児どころか、女性はシンママとほとんど変わらないんじゃないかと思ってしまうこともあると思います。
金銭面でもギリギリで全く安心できない状況となってしまうリスクが高いです。
【料理人の平均年収】
年齢 男性 女性 20~24歳 210万円 210万円 25~29歳 289万円 220万円 30~34歳 241万円 210万円 35~39歳 249万円 217万円 40~44歳 264万円 240万円 45~49歳 309万円 282万円 50~54歳 352万円 323万円 55~59歳 348万円 319万円 60~65歳 212万円 192万円
育児の時期が大体30歳ぐらいとして考えると、平均年収の241万円では家族を養っていくことは厳しいですよね。。
「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の調査によると、子育て家庭の平均世帯年収は683.2万円です。日本人の平均年収が430万円程度であることを考えると、夫婦共働きでなければ子育てに必要な年収を確保することが難しい家庭も少なくないかもしれません。
(引用:子育てに必要な費用はどれくらい?必要な世帯年収と補助制度について紹介)
日本人の平均年収ですら200万円近く開きがあり、30歳~34歳・料理人の平均年収は子育て家庭の平均世帯年収の約1/3です。
もちろん、年収400万円台の就職先もありますが、年収400万~450万は1店舗のマネージャー・店長・調理長クラスの年収の場合がほとんど。。
つまり、子育て中の料理人パパなら何かの役職についていないとろくな生活ができないということです。
データとして明らかにされてしまうと悲しいですね……。
だからこそキャリアよりも生活を考えて転職を検討してしまうと思います。
また料理人は他業種に比べて転職回数が多い傾向があります。
料理人の場合、転職することで様々な職場のやり方がわかり自分の経験値が高くなりますが、その分生活は不安定に……。
たとえ経営者となったとしても同じです(悲しい事実)。
むしろ家庭を顧みずに、仕事に打ち込まなくてはいけない場合が多くなりワンオペ育児となってしまうリスクは高いでしょうし、廃業のリスクもついてきます。
雇われ時代よりもむしろ精神的に追い込まれたり、ストレスも多くなります。
さらに料理人は、勉強のために外食することもあります。
他のお店ではどういう料理を作っているのか、実際に食べに行ったり飲みに行ったりして調査しないと料理の幅が狭くなってしまいます。
ただでさえ、給与が少ないのにお高いレストランなどに行くこともあるので、育児中には家計を圧迫してしまうことがあるでしょう。
家族がいると、自分のためにお金かけようって思えないな。。。
料理人の育児にもメリットはある
- 料理が効率よく作れる!
- 洗濯や掃除のスキルが高い人が多い
- レシピなしでパパっと離乳食が作れる
- 目の前の家事に対して「やっちゃえ」精神の人が多い
- 家でクオリティの高い料理が作れるから外食回数が減る
- 食費・原価を考えて料理が作れる。
家でも料理面で活躍しそうです!!(笑)
まとめると、家事スキルが高いことが多く、奥さんにとって助かる部分は多いということ。
今回のメリットは、妻に聞いたことをベースに知り合いに聞いたりネットで調べてた内容も含んでいます。
こう考えると改めて、「家事の面では料理人パパのメリットがいっぱいあるな」と感じますね。
もちろん、パパの性格にもよるところは多いですが……。
中には家では料理をしたくない人もいるので、奥さんが家事面でも不満を持ってしまうことがあると思います。
ただスキルとしては、普段の業務が家事でも応用できることが多いということ。
掃除面ならもっとめんどくさいキッチンや妥協ができないホールを毎日きれいにしているわけですし、洗濯にしても家庭ではつくことのない汚れを自分で落とさなくてはいけないときもあります。
特に大掃除の時なんかは、普通のパパより料理人パパは頼りになるはず!!
他にも子供のイベントの時に料理を作ったり、クオリティの高い誕生日ケーキを簡単に自家製できたり……
育児を機に転職するのもあり
育児を機に料理人としてのキャリアと育児・家庭を天秤にかける時があると思います。
たとえ料理長や店長という役職に就いたとしても労働時間やお客さん・上司との付き合い、給与面で転職を考えてしまうことがあるはずです。
それだけ飲食業界は、ほかの業種に比べると子育てに向いていません。
長期休みも取りにくいですし、他の家族とも予定が合いにくいです。
子供・奥さんのことを考えたら、転職というのもありだと思います。
ただ、今までのキャリアを捨ててしまっては、給与面で苦労してしまいます。
なので、まずは飲食業界内で転職してみるのはいかがでしょうか?
エージェントを活用して、転職してみると条件とぴったり合った飲食業界の職場が見つかるかもしれません。
例えば……
- ジェネラルマネージャーを目指して大手飲食企業へ
- 本部スタッフ・SVの求人
などなど
料理人の旦那さんでもその人次第
飲食店に勤務している料理人で子育てに時間をつかえる人は少ないです。
多くの飲食店は拘束時間が長く年収ベースでの給与が低いところばかり。。。
育児を理由に転職するのもありですが、今まで飲食しかしたことのない人には他業種で家族を支えられる給与はなかなかもらえません。
ただ、土日休みの飲食店やランチのみ・ディナーのみの飲食店もたくさんあります。
そういった飲食店に転職し、子供との時間を作るのもありだと思います。
そもそも日本は飲食店が多すぎるんですよね。。しかもランチからディナーまでやっている飲食店が多くて、完全にレッドオーシャン……。
働き方・賃金ベースで考えると料理人との結婚・育児は考えるべきですが、家事ベースで考えると料理人は圧倒的に家事スキルが高いです!
なぜなら常に料理を作ってますし、洗濯や掃除も日々の業務として行っています。
家でも家事を率先してやってくれる人なら、必ず育児の助けになるはずです。
要は料理人だから育児に向いていないわけではなく、最終的には人間性の問題だと思います。
ただでさえ厳しい料理人の子育て。妻に「結婚は失敗だった」なんていわせたくないから、意地でも頑張っていきます!
最後に……
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のお話いかがだったでしょうか?
料理人のパパは、普通のパパに比べて苦しい面は多いです。
金銭面でも厳しいですし、家族との時間も作りにくいと思います。
ただ働き口次第では、普通のサラリーマンより家庭での時間を作れたり、将来的に独立して成功することもあると思います。
「ランチのみ」や「ディナーのみ」の飲食店や土日休みの飲食店も増えました。一度、育児を考えたときに働き方を変えるのもあり!!
またやりがいのある仕事が多く、子供が誇れるパパとなれる可能性もあります。
料理人パパは確かにデメリットが多いですが、ちゃんとメリットもあります。
ぜひ奥さんに「あなたでよかった」、子供に「誇れるパパ」となれるように頑張っていきたいですね!
ちなみに料理人のように専門知識を持った人は副業としてブログを始めると成功するパターンもあります!
本職だけでは生活が厳しいなら、副業も考えてみてはいかがでしょうか?
また次回もよろしくお願いします!!
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